録音・編集におすすめのパソコンソフト
ポッドキャスト専用のソフトはあまり多くはありませんが、音楽制作や録音のためのDAWソフトを使えば、簡単にポッドキャストを作成することができます。基本的な操作は、音楽制作と同様です。たとえば、ヴォーカルや楽器の代わりに、パーソナリティやゲスト、効果音、BGMを音声トラックに並べていくだけです。
無料のDAWソフトも数多くあります。また、パソコンに直接マイクをつなぐよりも、USBオーディオインターフェイスを介した方が音質は向上します。こうした機材には、しばしばライト版のDAWソフトが付属しているので、活用することをおすすめします。
おすすめの機材
1. オーディオインターフェイス
たとえば、YAMAHAの「
AGシリーズ」などのオーディオインターフェイスを購入すると、Cubaseの廉価版が付属しています。Cubaseは世界中で利用されている有名なDAWソフトで、日本のユーザーにも親しみやすいと感じるでしょう。
2. 録音用マイク
録音マイクのおすすめは、SHUREの「
SM58SE」ダイナミックマイクです。価格も手頃で、これにするだけで録音のクオリティが格段に向上します。SHUREは信頼性の高いマイクメーカーであり、ポッドキャスト用途では安価なモデルでも十分です。
3. マイクスタンド
ハンドマイクは疲れやすく、グリップノイズも入りやすいため、マイクスタンドの使用を推奨します。例えば、「
MTD-01」は使いやすい卓上マイクスタンドです。
4. ヘッドフォンと分配器
録音中はモニタリング用のヘッドフォンが必要です。ゲストがいる場合には、複数のヘッドフォンが必要となるため、オーディオインターフェイスで複数の端子を確保するか、ヘッドフォンのハブを使用します。おすすめは、BEHRINGERの「
MICROAMP HA400」というヘッドフォンアンプです。
気軽に始める方法
本格的な機材を揃えるのが難しい場合、まずはシンプルなセットアップでも問題ありません。マイク1本をパソコンに直接接続し、標準の録音ソフトで録音するだけでも十分です。また、スマートフォンの録音機能を使って声を録音し、アップロードするだけでもポッドキャストは開始できます。
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